姪浜教会では、毎週水曜日、朝と夕に祈祷会が行なわれています。私は、鈴木牧師着任後、一念発起して祈祷会に出席し始めました。今日まで約二年半、出エジプト記1章から始まり、今は申命記の途中まで進んできました。毎週、1章ごと輪読し、御言葉から受けた感想や質問を共有し、鈴木牧師が丁寧に解説され、理解を深めています。私はこれまで、聖書を通読した経験がなく、まして私にとって難解な旧約聖書を通して読むということは考えられませんでした。しかし、読み進めていくうちに、旧約聖書の世界が少しずつ見えてくるようになりました。そして、旧約聖書の世界は現在の私たちの世界と無関係ではなく、旧約聖書の世界を通して、私たちの世界が見えてくるように思わされます。旧約聖書が私たちに何を語りかけているのかを問うのもいいのではないでしょうか。以前、「祈りは訓練」ということを聞いたことがあります。私は人前で祈ることを躊躇していました。最近は少しずつ慣れてきたように思います。美辞麗句ではなく、心を神様に向けて言葉にすることが大切だと思っています。
最後に、私は祈祷会で輪読した聖書の箇所を英語の聖書でも読んできました。日本語とは違った臨場感も味わえたと思っています。いずれにせよ、自分なりのテーマをもって、祈祷会に出席されるのもいいのではないかと思います。