本日のローズンゲンの御言葉です。
わたしたちが正しいからではなく、あなたの深い憐れみのゆえに、伏して嘆願の祈りをささげます。ダニエル9:18
わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、これは、彼ら異邦人も同じことです。使徒15:11
本日の御言葉には、次のように記されています。
「わたしたちが正しいからではなく、あなたの深い憐れみのゆえに、伏して嘆願の祈りをささげます。」
この御言葉を読みながら、「わたしたちが正しいからではなく」という言葉が心に留まりました。
そして、色々なことを思わされました。
何というのでしょう。私たちは時に色々な問題に悩まされることがあります。
そういう時、私たちはつい、周りの誰かの問題ばかりを見てしまうことがあるのではないでしょうかしかし、そんなふうに相手の問題ばかり見て、その問題を指摘する私たち自身が、実は全く同じ問題を抱えているということがあったりします。
私たちが誰かに傷つけられているのと同じように、私たち自身、誰かを傷つけてしまっていることに気づかされるのです。
そんなふうに、互いに痛みを抱えつつ、一方で誰かを傷つけ、互いに苦しんでいる…。
そんな私たちがいたりしないでしょうか。
そんな私たちを思う時、このダニエルの祈りが心に迫ってくるように思うのです。
「わたしたちが正しいからではなく、あなたの深い憐れみのゆえに、伏して嘆願の祈りをささげます。」
私たちに何よりできる祈りはこのダニエルの祈りなのではないでしょうか。
私たちはひたすら、この祈りを献げながら、互いに欠けたところばかりの私たちに、主の憐れみの御業が起こされるようにと祈らされるのです。
現在、私は連盟事務所で行われている理事会に出席しています。
どうぞ、理事会の働きのためにもお祈りください。
日本バプテスト連盟に連なる私たちの一歩一歩の歩みが主の深い憐れみの中で取り扱われ、整えられるように。
本日、行われる姪浜教会の祈祷会のためにも祈っています。
(鈴木牧人)