「まことにあなたは御自分を隠される神/イスラエルの神よ、あなたは救いを与えられる」と。イザヤ45:15
いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。ヨハネ1:18
本日の箇所には、次のように記されています。
「まことにあなたは御自分を隠される神/イスラエルの神よ、あなたは救いを与えられる」と。
本日の箇所を読みながら、二つの言葉が心に迫ってきました。
一つは「まことにあなたは御自分を隠される神」という言葉でした。
この言葉を読みながら、「確かにそうだな」と思いました。
神様に信頼し、見上げて歩もうとしているのですが、時々にそんな神様のことが分からなくなってしまいそうになることがあります。
現実の色々なことに心ゆさぶられて、「神様どこにおられるんだろう」と思ってしまうのです。
そんな中、神様が私たちに対して、時に御自分を隠される方であるということを感じることがあるのではないかと思うのです。
しかし、本日の箇所を読みながら、「イスラエルの神よ、あなたは救いを与えられる」という言葉も心に迫ってきました。
色々なことの中で、時に神様が分からなくなってしまいそうになることがある…。
神様が自分から隠れているように思えてしまうこともある…。
しかし、その神様は必ず、私たちを救いへと導いてくださる…。
それが私たちの信仰の歩みなのかも知れないなと思いました。
日々の歩みの中で、心揺れたり、迷ったり、神様を見失いそうになったりすることがあるかも知れませんが、それでも神様は私たちと共におられ、私たちを救いへと導いてくださる…。
その神様への信頼に生きていくことが私たちの信仰の歩みなのではないかと思うのです。
ぜひそのような信仰を歩んでいきたいと思わされます。 (鈴木牧人)