本日のローズンゲンの御言葉です。

隠されている事柄は、我らの神、主のもとにある。しかし、啓示されたことは、我々と我々の子孫のもとにとこしえに託されており、この律法の言葉をすべて行うことである。申命記29:28

彼らは女に言った。「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです。」ヨハネ4:42

先週の土曜日、金子千嘉世牧師が召されました。

本日、宮崎の葬儀場で告別式が執り行われます。

これから宮崎まで出かけてきます。

金子千嘉世牧師は2011年3月11日の東日本大震災以降、東北の被災地支援活動をなさってきました。

当時、私は福島の郡山で牧師をしていたので、金子先生と一緒に働きを担うことが多かったのですが、その中でたくさん支えられ、教えられてきました。

その金子先生からある日のイースターにこんなメールが届けられました。

「イースターおめでとうございます。

復活の主が共におられる恵みを心より感謝。一緒にこの日をお祝いできないけど、祈りでいつも繋がっていられるから感謝です。

主が、見ておられる所を、みたい。

主が聞いておられる呻きや叫びを聞ける者でありたい。

あのお方に栄光をお返しする仕事をしたい。

そんな思いに導かれる日々でありたいね。」

メールを読みながら、金子先生の信仰がひしひしと伝わってきました。

金子先生が、心底、主に仕えようとされていながら、イエス様がどこに目を注いでおられるのか、どこに思いを置かれているのか、そのことを必死に聞こうとされているんだなと思いました。

そんな金子先生の姿から本当にたくさんのことを教えてもらいました。

「彼らは女に言った。『わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです。』」(ヨハネ4:42)

本日の御言葉は、サマリアの人々が、イエス様に出会った女性に語りかけた言葉です。

サマリアの人々は、最初、この女性からイエス様のことを聞いたのですが、その後、彼ら自身が直接、イエス様に出会い、イエス様が救い主だと悟っていったのでした。

この御言葉を読みながら、金子先生と金子先生に出会った人たちのことを思いました。

サマリアの人々が、この女性を通して、イエス様に出会っていったように、金子先生を通して、イエス様に出会っていった人はたくさんおられるのではないでしょうか。

そんなことを思いながら、生涯、イエス様を指し示し続けられた金子先生の歩みを思い起こしました。(鈴木牧人)

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