本日のローズンゲンの御言葉です。

悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。ネヘミヤ8:10

希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。ローマ15:13

私が東京の教会に通っていた時のことです。教会では、青年たちが有志で月に一度、祈り会を行なっていました。そんな祈り会での出来事です。Mさんという女子青年が祈り会にやって来ました。Mさんは、その祈り会にいつも参加してくれていたのですが、その日は特別な日でした。

数日前にMさんのお母様が天に召されていたのです。Mさんが来られたのを見て、「集会に来てくれたんだ」と思ったのですが、Mさんはだいぶ暗い表情をされていました。

集会が始まりました。集会ではいつも、その時々に皆で選んだ讃美を歌うのですが、その日に選ばれた讃美は「歌声と変える」という讃美でした。このような歌詞です。

「私の胸の痛みは、誰にも分かりはしないと/背を向ける前に、主の声を聞いてごらん/今、苦しみさえも 今、つぶやきさえも/イエスは腕に抱きしめて、歌声と変える」

讃美を歌い始めると、Mさんはボロボロと涙を流し始めました。

その歌詞を見ながら、改めて、讃美の歌詞の一つ一つが心に迫ってきました。

Mさんのこの時の気持ちは、正直、私には分かりません。

しかし、様子を見る限り、Mさんがこの時、この讃美に書かれているような思いにさせられていたんじゃないかなと思いました。

私の中で、印象深い経験の一つです。

本日の箇所には、次のように記されています。

「悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。」

本日の箇所を読みながら、ふと、Mさんのことを思い出しました。

私たちには、時に「私の胸の痛みは、誰にも分かりはしないと」思ってしまうことがあるのではないかと思います。

そんな中、私たちの苦しみも、つぶやきも、すべてを御手で抱きしめ、讃美へと変えてくださるイエス様に出会うことができるとするなら、それはかけがえのない出会いとなるのではないでしょうか。

その出会いを通して、私たちは励まされ、力づけられるということがあるのだと思います。

まさに主を喜び祝うことこそ、私たちの力の源なのだと思います。(鈴木牧人)

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