本日のローズンゲンの御言葉です。
「わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。」詩篇16:8
「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない。」ルカ9:62
先週の日曜日、礼拝後に教会の定期総会が行なわれました。定期総会は本来、4月末頃に行なわれていますが、今回の新型コロナウィルスの影響により大幅に遅れ、先週ようやく行なうことができました。その総会の中で今年度の年間聖句と年間標語が決まりました。年間聖句は使徒言行録2:25-26です。
「わたしは、いつも目の前に主を見ていた。主がわたしの右におられるので、/わたしは決して動揺しない。だから、わたしの心は楽しみ、/舌は喜びたたえる。体も希望のうちに生きるであろう。」(使徒言行録2:25-26)
この御言葉から、年間標語を「希望のうちに生きる」というものにしました。この年間標語と年間聖句は、今年の二月の執事会に提案し、承認されたものです。しかし、その後、新型コロナウィルスの問題が起こり、私たちを取り囲む状況は激変しました。総会も延期せざるを得なくなり、年間聖句や年間標語も書き直したほうがいいんだろうかと思ったこともありました。ですが、改めてこの年間聖句や年間標語を読み返しながら、むしろ、この状況の中で、これらの年間聖句や年間標語というのは、ますますもって大切なテーマとなっているのではないかと思いました。ぜひ、この年間聖句と標語を掲げて歩んでいけたらと思っています。そして、今、この状況の中で、私たちは共に「希望のうちに生きる」者とされていきたいと思います。色々なことがあります。泣いたり、笑ったり、しんどいこと、不安に思うこともありします。ですが、その中で、この御言葉に語られているように、私たちは「いつも目の前に主を見ていた」いと思います。そして、主がわたしたちのすぐそばにいてくださることを覚え、その主を見上げながら、心は楽しみ、舌は喜びたたえ、歩んでいきたいと思います。
本日の御言葉には次のように記されています。
「わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません」
この詩篇の御言葉は、使徒言行録2:25-26の引用箇所です。少し言葉が違いますが、この詩篇の御言葉を引用し、ペトロは使徒2:25-26のメッセージを語ったのです。年間聖句、年間標語が決まった翌週の日曜日に、この聖書の御言葉が与えられたことに何とも不思議な神様の導きを思いました。ちょうど、昨日、A姉が書いてくださった年間聖句と年間標語を、講壇のところに飾ったばかりでしたので、なおさら印象深く思いました。改めて、今年度一年間、この年間聖句と年間標語を心に刻んで歩んでいきたいと思います。