本日のローズンゲンの御言葉です。

「鷲が巣を揺り動かし/雛の上を飛びかけり/羽を広げて捕らえ/翼に乗せて運ぶように」申命記32:11

「そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」フィリピ4:7

昨日、郡山の教会員のO姉という方からお電話がありました。O姉のお母さまが天に召されたということでした。O姉のお母さまのA姉の郡山の教会員です。長く闘病生活をされていて、O姉がずっと看病をされていました。「いつ召されるか分からない」という状況が長く続いていたのですが、郡山では現在、牧師不在ということがあり、もし牧師がいない時に万が一のことがあったら、どうしたらいいのかということを不安に感じておられました。そういう状況でしたので、以前から「もしもの時には私が行って葬儀をしますから安心してください」と約束をし、葬儀のための愛唱讃美などを伺っていました。今回、O姉からA姉の召天の連絡をいただき、私が福島に行き、葬儀を行なうことになりました。と言っても、郡山教会には墓地がなく、A姉はご主人の墓地に入ることになるそうで、その墓地が寺にあるということで、どうしても寺で一度、式を済ませる必要があるとのことでした。ですが、A姉の思いとしては、どうしても自分の信仰で葬儀を行ないたいということがあったので、寺での式を終え、火葬まで済ませた後、私が「お別れ会」という形で式を行なうことになりました。ですので、式自体は少し先延ばしにさせていただくことになりました。同時に、現在、郡山では無牧師ですので、一度礼拝メッセージのお手伝いもさせていただくことになりました。O姉自身、A姉の看病があって、長く礼拝を自宅からのネット礼拝で献げておられました。O姉とも話しあい、「葬儀やお別れ会を終えた後、一緒に日曜日の礼拝を献げ、A姉を覚えることが何よりのA姉の記念になりますね」ということになりました。そんなふうに色々なやり取りを行ない、日程調整をしていたのですが、結果、私が郡山を訪れるのが、3月11日になりました。意図的にそうしたわけではないのですが、震災から10年目の3月11日に福島の郡山にいることになり、本当に不思議な思いでいっぱいになりました。姪浜教会の皆さんにはご迷惑をかけてしまいますが、3月14日に行なう予定だった東日本大震災を覚える礼拝は、3月7日に行なえたらと思っています。なお、3月14日の姪浜教会の礼拝は、U兄にメッセージをしていただけたらと思っています。

本日の箇所には、次のように記されています。

「鷲が巣を揺り動かし/雛の上を飛びかけり/羽を広げて捕らえ/翼に乗せて運ぶように」

本日の御言葉を読みながら、私たちの神様は、時に、私たちの思いを越えて、私たちを様々なところに「持ち運ばれる方」なんだなということを思いました。今回、突然、郡山に行くことになったのも、そんなふうに思います。先日の福島県沖で起こった地震のことも心配ですので、この機会に福島の今の様子を見てこれたらと思っています。葬儀のため、郡山の教会のため、そして、3月14日の姪浜教会の礼拝のため、覚えてお祈りください。

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