本日のローズンゲンの御言葉です。

「まことに、どの丘の祭りも/山々での騒ぎも偽りにすぎません。まことに、我々の主なる神に/イスラエルの救いがあるのです。」エレミヤ3:23

「イエスは地面に座るように群衆に命じ、七つのパンと魚を取り、感謝の祈りを唱えてこれを裂き、弟子たちにお渡しになった。弟子たちは群衆に配った。」マタイ15:35-36

現在、国連の気候変動の公式Twitterが、日本時間の10月27日夜に一本の動画を投稿しました。その動画が話題となっています。舞台は、国連本部が置かれるニューヨークです。国連総会が開かれている会議場内に突然、絶滅したはずの恐竜が入ってきます。多くの会議出席者が怯え、騒然となる場内の様子は『ジュラシック・パーク』のワンシーンのようです。そのまま人を襲い始めるのかと思いきや、恐竜はそこで演説を始めます。以下にその演説の日本語訳を引用します。

「皆さん、よく聞いてほしい。私は絶滅について、1つか2つのことくらいは知っているんだ。だから、あなたに話をさせてくれ。これは明らかなことだと思うが、絶滅に向かうことは悪いことだ。人間たちは自分たち自身も絶滅させるのか?それは、過去7000万年の間に私が聞いた話の中で、最も馬鹿げている。少なくとも、私たちは小惑星の直撃を受けた。あなたの言い訳は何なのだ?あなたは気候災害の責任者なんだ。しかしながら、政府は毎年、数千億の化石燃料に公的な助成金を費やしている。巨大な隕石への助成金として年間数千億ドルもの大金を費やすと想像してみたらよい。それが、今あなたたちがしていることなのだ!それらのお金で出来る他の全てのことに、考えをめぐらしてみてほしい。世界を見渡せば、貧困の中で暮らしている人がいる。(お金の使い道として)彼らを助けることの方が理にかなっていると思わないか。私には分からないが…このまま、人類の絶滅にお金を払っていくのか?ちょっと真面目に言わせてほしい。あなたは今、経済を立て直し、このパンデミックから立ち直るとても大きな機会を手にしている。これは人類にとって、大きなチャンスなんだ!だから、私の大胆なアイデアを披露しよう。絶滅を選ぶな。手遅れになる前に種を救おう。あなたたち人間が言い訳をするのをやめ、変わり始める時が来たのだ。ご静聴ありがとう。」

 恐竜による演説が終わると、聞いていた人々は次々と立ち上がって拍手をします。動画の最後は「it’s now or never(今やるか、やらないか)」というメッセージで締め括られ、国連開発計画の「Don’tChooseExtinction.com」という特設サイトのURLが表示されて終わります。この動画が、シンプルで印象的なメッセージだと話題になっているのです。

本日の箇所には、次のように記されています。

「まことに、どの丘の祭りも/山々での騒ぎも偽りにすぎません。まことに、我々の主なる神に/イスラエルの救いがあるのです。」

本日の御言葉を読みながら、「まことに、どの丘の祭りも/山々での騒ぎも偽りにすぎません」との御言葉が心に留まりました。「丘の祭り」や「山々での騒ぎ」は「エルサレムの神殿での礼拝」に対比され、語られています。人々は「エルサレムの神殿での礼拝」にではなく、他の祭り、他の騒ぎに思いが向かっていました。しかし、そのようなことを熱心に行なっていても、そこには本当の救いなんかない、むしろ、そんなことをしていることで自ら滅びの方向に向かっているんだということを預言者エレミヤは語っているのです。この御言葉を読みながら、ふと先ほどの国連の動画を思い浮かべました。恐竜が語っているように「人間たちは自分たち自身も絶滅させるのか?それは、過去7000万年の間に私が聞いた話の中で、最も馬鹿げている」というような歩みを、私たちは未だに繰り返していないでしょうか。そんなことを思いながら、改めて私たちがこの時代、本当に心を向けるべきはどこにあるのか、本当の救いはどこにあるのかを考えていきたいと思わされました。

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