本日のローズンゲンの御言葉です。

「主よ、立ち帰り/わたしの魂を助け出してください。あなたの慈しみにふさわしく/わたしを救ってください。」詩編6:5

「イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。『娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。』そのとき、彼女は治った。」マタイ9:22

本日の箇所には、次のように記されています。

「イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。『娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。』そのとき、彼女は治った。」

ここには、「十二年間も患って出血が続いている女」(マタイ9:20)が、イエス様によって癒されたということが記されています。彼女は十二年間病を患い、あらゆる医者に頼って治そうとしてきましたが、治すことはできませんでした。そんな中、「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」(9:21)と思い、イエス様に近寄り、後ろからイエスの服の房に触れたのです。そんな彼女に対して、イエス様は「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです」と語りました。本日の御言葉を読みながら、「あなたの信仰があなたを救った」という言葉が心に迫ってきます。ここで言われた「あなたの信仰」とは、どんな信仰なのでしょうか。色々なことが言えるのかも知れませんが、私には、彼女の十二年が詰まった信仰だったのではないかと思います。この十二年の間、彼女は何度も何度も心くじかれるような思いや挫折を通らされながら、色々な思いを通らされてきたのではないでしょうか。イエス様に出会ったのは、この時が始めてだったかも知れません。しかし、彼女はユダヤ人だったわけですから、当然、これまでにも、神様に対して祈ったりしたことはあったのだと思います。しかし、祈っても聞かれないという思いを、十二年の間に、何度も経験してきたのではないかと思います。そんな思いを通りながらも、それでも「この方の服に触れさえすれば」との思いでイエス様に近づいていったのだと思います。私は、本日の箇所で、イエス様が「あなたの信仰があなたを救った」と言われた時に、イエス様は、そのような、彼女の十二年間を見ておられたのではないかと思います。そして、そのことを思う時、イエス様の御言葉が本当に慰めと希望に満ちた言葉として響いてくるのです。

現在、私たちの教会には、色々な方がいます。中には、入院されていたり、自宅療養中であったりして、中々教会に来れないという方もおられます。本日の箇所を読みながら、その方々のことを思いました。

私たちは時に、様々な課題に向き合わされながら、それらの課題に格闘し、格闘しながら、それでも、イエス様を見上げようとしています。そんな中、本日の箇所を読む時、本日の長血の病で苦しんでいた女性を顧み、その思いを全て受け止めてくださっていたように、私たちの思いをも受け止めていてくださるんだなと思いました。改めて、「あなたの信仰があなたを救った」とのイエス様の言葉が、私たちに慰めと希望をもって響いてくるように思います。

鈴木牧人

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