本日のローズンゲンの御言葉です。
「わたしはあなたたちを顧み、あなたたちに子を生ませ、その数を増し、あなたたちとわたしの契約を立てる。」レビ26:9
「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。」エフェソ4:16
本日の箇所には、次のように記されています。
「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。」
この御言葉は、私たちの身体の仕組みに例えて「教会の交わり」について語っている箇所です。私はこれまで健康のために運動をしたことがありますが、その時に、注意しなければいけないと学んできたことがあります。それは「各関節や筋などに負担をかけない」ということです。頑張って運動するのはいいのですが、時々に無理をして筋を痛めたり、膝に負担をかけて膝を痛めたりしてしまうことがありました。そうすると、せっかく「運動したい」という思いがあっても、身体を動かすことができなくなってしまうのです。そのように健全な運動を続けていくためには、筋を痛めたり、各関節に過度な負担がかからないよう、よくよく注意を払っていかなければいけません。そして、それは、教会の交わりも同じだと思います。私たち一人一人が、教会の中での身体のそれぞれの「部位」だとするのなら、そんな私たちをお互いにつなげる「関節や筋」があるのです。それは「お互いの関係性」です。私たちが様々なことに一生懸命するのはいいのですが、その中で、「関節や筋」を乱暴に扱ってしまっていることがあるかも知れません。結果、「関節や筋」を痛めてしまい、一つの身体としての動きが取れなくなってしまうこともあるのです。私たちは教会として健全に活動し、成長していくために、より一層、「関節や筋」に注意を払うことが必要です。そして、そのように、注意を払うためにも、私たちの関係の間に「愛と祈り」が必要なのだと思います。
今回、壱岐に行き、礼拝で宣教を行なう予定です。壱岐教会の飛永牧師ご夫妻は、84歳、83歳の高齢で、壱岐教会の働きを担っています。そんな壱岐教会や飛永牧師たちを支えていこうと福岡地方連合内でチームを組んでプロジェクトを始めることになりました。3月には宮井牧師、4月には小川牧師が壱岐に赴き、今回は私が出かけることになりました。今回、私が壱岐に行くタイミングで岩下星南姉やナム・ヒョナ姉も一緒に壱岐に行ってくださることを申し出てくれました。以前から一度、岩下姉とヒョナ姉には壱岐で特別讃美してくださる計画があったのですが、今回ようやくそのことが実現することとなりました。お二人とも忙しい中、そのように奉仕をしてくださり、本当に感謝です。踊牧師や宮井牧師、小川牧師にしても、岩下姉、ヒョナ姉にしても、壱岐教会や飛永牧師たちへの愛と祈りを思います。このことが壱岐教会にとっての励ましと支えとなったらと願います。ぜひ、壱岐教会のため、飛永牧師たちのため、お祈りください。なお、姪浜教会の礼拝では伊藤光雄協力牧師が宣教の働きを担ってくださいます。そのこともお祈りください。
鈴木牧人