本日のローズンゲンの御言葉です。

「わたしの民よ、心してわたしに聞け。わたしの国よ、わたしに耳を向けよ。教えはわたしのもとから出る。わたしは瞬く間に/わたしの裁きをすべての人の光として輝かす。」イザヤ51:4

「シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。『主よ、今こそあなたは、お言葉どおり/この僕を安らかに去らせてくださいます。わたしはこの目であなたの救いを見たからです。これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、/あなたの民イスラエルの誉れです。』」ルカ2:28,30-32

本日の箇所には、次のように記されています。

「わたしの民よ、心してわたしに聞け。わたしの国よ、わたしに耳を向けよ。教えはわたしのもとから出る。わたしは瞬く間に/わたしの裁きをすべての人の光として輝かす。」

この御言葉を読みながら、「わたしの民よ、心してわたしに聞け」との言葉が心に迫ってきました。私たちは、この時代、心して聞かなければならないことがあるのではないでしょうか。

6月19日は、福岡大空襲を覚える日です。以前、私たちの教会のH姉から福岡大空襲のお話をお聞きしたことがあります。空襲で焼け野原になった福岡を博多から家まで帰ってきた時のことを話してくださいました。先週の土曜日、福岡地方連合の社会委員会の活動で、佐賀空港の視察を行ないました。佐賀空港で現在行われているオスプレイ配備の動きや、それに声を挙げている人たちの活動を視察するためです。佐賀空港だけでなく、現在、九州全体に軍備増強が進んでいます。社会委員会の委員長の濱野先生は、そのような社会の動きにきちんとアンテナを張っておく必要があるんだとおっしゃっていました。そして、そのようなためにも私たちは改めて、79年前にどんな出来事があったのかということについて、きちんと知り、そのことを心に刻んでいかなければならないのだと思います。そして、同時にそれらのことに心を向けながら、何より今の時代に主が私たちにどんなメッセージを語っておられるのか、心して聞いていく必要があるのだと思うのです。主の言葉、主の導きにこそ、真の光があることを覚えていたいと思います。

鈴木牧人

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