本日のローズンゲンの御言葉です。
「ハレルヤ。恵み深い主に感謝せよ、慈しみはとこしえに。」詩編106:1
「そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。」コロサイ3:17
6月30日(日)午後3時から福岡西部教会の伝道開始25周年の感謝礼拝が行なわれました。福岡西部教会は、城西教会、長住教会、姪浜教会の三教会が母教会として伝道開始されました。当初は牧師の住居を集会場として始まったそうです。その後、連盟の全国拠点開拓伝道所となり、全国の祈りと支援により、2005年に教会組織に至りました。昨日の礼拝では、母教会である三つの教会からそれぞれ当時のことについてのお話がありました。
城西教会は、当時、自分たちの教会が会堂建築をしなければならない状態であったにも関わらず、西部の伝道を優先して進めなければならないと話し合ったそうです。長住教会も、当時の牧師であった山下牧師が連盟の常務理事となるために長住教会を辞任しなければならなくなったのですが、そのことと、西部の母教会となることを同じタイミングで決議したとのことです。姪浜教会も、西部への株分けで、当時、姪浜教会を支えてくださった教会員の方々を祈りをもって送り出すことになったと聞いています。そのように三つの母教会それぞれが文字通り、産みの苦しみを通らされながら、祈りをもって決断をし、西部の伝道が始まったのでした。そんな中、25年、福岡の西の地で本当に大切な福音宣教の働きを担っておられることを思います。
本日の箇所には、次のように記されています。
「そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。」
礼拝の中で、踊連合会長がこんなお話をされていました。
「西部教会の皆さんの歩みを見ていると、本当に教えられます。それは、西部教会の皆さんが常に、自分たちの教会がどこに向かおうとしているのか、何のために教会として立っているのかを意識していることを感じるからです。常に目的をもって、教会を建てあげようとしておられます。」
色々なことを考えさせられる言葉でした。自分たちがどこに向かおうとしているのか、何のために教会として立っているのか、目的をもって、教会を建てあげているということは、本当に大事なことだと思います。本日の箇所にある「何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い」ということもそういうことなのだと思います。礼拝では最後に福岡西部教会オリジナルの音頭をみんなで踊って終わりました。みんなで楽しみながら、キリストの教会を建てあげようとしている福岡西部教会の皆さんの姿に励まされ、教えられた時でした。
鈴木牧人