本日のローズンゲンの御言葉です。

「あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる。」出エジプト20:12

「だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。」ローマ15:7

先日、ある牧師がこんなことを教えてくれました。

「井上ひさしが本の中でこんなエピソードを書いていました。ある時、ミッションスクールの大学チャペルの塀が壊れてしまったことがありました。その塀を大学の学生たちが修繕することになったのですが、その時、学生がチャペルの宣教師に『どんな塀がいいか』尋ねたそうです。すると、その宣教師は、次のように言ったというのです。『ぜひ、大学に調和する塀を築いてください』。続けて宣教師はこのように言ったそうです。『教会の塀は、それに隣接する大学に調和する塀を築いてほしい。そして、この大学はこれから、この町に調和する塀を築いていってほしい。また、これからあなたがたは社会に出ていくにあたって、この日本を諸外国と調和する国を築いていってほしい。』ぜひ、私たちはこれから出ていくそれぞれの場所で「調和する塀」を築いていくことができたらと思います。」

心に残る言葉でした。本日の御言葉には、次のように記されています。

「だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。」

 この御言葉を読みながら、ふと、その牧師の言葉を思い出しました。私たちが出ていくそれぞれの場所で「調和する塀」を築いていくということは、目の前の相手を受け入れようとしていくことから始まるのだと思います。そして、それこそ、イエス様が徹底して、私たちに対してしてくださったことでした。昨日は8月15日でした。改めて、平和とは何かを思い巡らせつつ、「調和する塀」ということについて考えていけたらと思います。

鈴木牧人

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