本日のローズンゲンの御言葉です。
「疲れた者に力を与え/勢いを失っている者に大きな力を与えられる。」イザヤ40:29
「すると主は、『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ』と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」Ⅱコリント12:9
本日の箇所には、次のように記されています。
「疲れた者に力を与え/勢いを失っている者に大きな力を与えられる。」
本日の箇所を読みながら、「力を与え」という言葉が心に留まりました。そして、ふと思い出したのは、「主に期待する信仰」ということでした。私はいつも思うことがあります。それは主に期待する信仰は大事だということです。聖書を通して、イエス様のこと、神様のことを知ることは大事です。信仰生活を誠実に守ることも大事です。ですが、私たちがいつかイエス様のことを知っていても、信じていても、そのイエス様に期待することができないとするなら、その信仰は力にはならないのではないでしょうか。むしろ、何かある度に「こうしなければいけない」ということばかり考え、そのことが重荷や縛りになってしまったりすることもあるのだと思います。信仰を持ったからと言って、何でも思い通りになるわけではないかも知れません。むしろ、私たちの思いとは違うような出来事がたくさんあったりするのかも知れません。しかし、主が私たちを愛し、その主が私たちの思いをはるかに超えた御計画をお持ちで、私たちにとって最も善いことを成してくださることに信頼していきたいと思います。その上で、主に期待していきたいと思います。そのことが私たちにとっての力となっていくのです。
昨年の12月の最初の礼拝でマウマウイン牧師がメッセージをしてくださいました。
そのメッセージの中で次のようにおっしゃっていました。
「どんなに困難があったとしても、神様はあなたに助けを与えてくださいます。ただし、覚えていてください。神様はサンタクロースではありません。あなたの望むものをそのまま与えてくださるとは限りません。しかし、あなたが神様に願い求めていく時、神様はあなたにとって本当に必要なものを与えてくださいます。あなたのことをいつも、道路のくぼみから引き揚げてくださるような形で取り扱ってくださるとは限らないかも知れません。ですが、あなたが歩むべき道を進み続けることができるように愛をもって取り扱ってくださいます。あなたのことを困らせたり、悩ませたりする相手を神様がやっつけてくださるとは限らないかも知れません。しかし、神様はあなたが倒れないように守り、導き、救い出してくださるのです。あなたの歩みには、困難や面倒なことは絶えることがないかも知れません。ですが、神様はその都度、必要な助けを与えてくださるのです。」
この主に信頼し、期待していきたいと思います。
鈴木牧人