本日のローズンゲンの御言葉です。
「あなたたちは、あなたたちの神、主が命じられたことを忠実に行い、右にも左にもそれてはならない。」申命記5:32
「わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」ヨハネ12:26
昨日、礼拝後にA姉のところに出かけてきました。A姉が「主の晩餐に与りたい」とおっしゃっていたということでしたので、出張主の晩餐を行なうことにしました。神学生のMさんやSさんも一緒に行くことになりました。A姉は、私たちの訪問を喜んでくださり、早速、主の晩餐を行なうことになりました。最初、ベッドの上で行なおうかと思いましたら、A姉が「椅子に座りたい」とおっしゃるので、車いすに座っていただくことにしました。Sさんが上手にAさんを車いすに座らせてくださり、主の晩餐を受ける時にずっと横に寄りそってくれました。主の晩餐の最初と最後に「いつくしみ深き」を賛美したのですが、賛美の時、私は他の入居者の方のご迷惑にならないように「なるべく小さく歌いましょう」と声をかけました。ですが、A姉は「それじゃダメ。大きく」と言って、自ら綺麗な指揮をしてくれました。その後、御言葉を読み、パンと杯を分かちあったのですが、パンは三回に分けて食べていました。パンを口にする度、A姉はゆっくりそれを噛みしめながら、「イエス様」と口にされていました。また、杯もSさんが上手にとろみをつけてくださったので、A姉は「おいしい」と言って飲んでいました。式の後、一緒に讃美をした後には涙を流して喜んでおられました。実に三年ぶりに主の晩餐でした。A姉の姿を見ながら、私たちのほうが嬉しい時を過ごすことができました。A姉の姿を見て「改めて、主の晩餐の恵みを教えられる時でした」とおっしゃってくださる方もいました。本日の箇所には、次のように記されています。
「わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」
この御言葉を読みながら、「父はその人を大切にしてくださる」という言葉が心に留まりました。日本で最初に聖書が翻訳された時、「愛」という言葉を「御大切」と訳されたという話があります。本日の「父はその人を大切にしてくださる」という言葉を読みながら、そのことを思い出しました。A姉を始め、中々通常の礼拝に出席できないような方で、色々な形で主に繋がり、教会の交わりに繋がっておられる方々がおられます。そのお一人お一人に主が繋がってくださっていること、そして、そのお一人お一人を主は大切に思い、愛してくださっていることを思います。これからもA姉を始め、病気療養中等、様々な事情で教会に来ることができない方々を覚えていきたいと思います。
鈴木牧人
