本日のローズンゲンの御言葉です。

「その日、多くの国々は主に帰依して/わたしの民となり/わたしはあなたのただ中に住まう。こうして、あなたは万軍の主がわたしを/あなたに遣わされたことを知るようになる。」ゼカリヤ2:15

「そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、」黙示録21:3

本日は、召天者記念礼拝です。私たちの教会は、1956年に伝道が開始され、今年で69年になります。この間、多くの人たちが私たちの教会に集い、共に教会を建て上げてくださいました。その中には、すでに主の御許に召された方もおられます。本日は、その方々を覚える礼拝です。

この一年も様々な方を天に見送りました。その中にYさんご夫妻がいます。Y姉も、Y兄も、本当に、私たちの教会を支えてくださいました。Yさんご夫妻のことで、私の中で思いますのは、私がこの姪浜教会に牧師として赴任したばかりの頃のことです。Y兄が私に教会員一人一人の顔写真と名前をリストにして渡してくださいました。顔写真の下には、お一人お一人の名前が書かれていて、そのリストを見ると、顔と名前が一致させることができます。私に早く教会員のことを覚えることができるようにと心遣いでした。そのリストには本当に助けられました。その他にも、Y兄は教会で何か行事があるごとに、その様子をA4一枚の紙にまとめて渡してくださいました。あのようなこと中々できないなと思います。本当に細かいことに心を配り、私たちを支えてくださいました。長い間、執事としても教会を支えてくださっていましたが、私が赴任する前に脳梗塞で倒れられ、それ以降はそれまでのような働きは控えておられました。ですが、それでも、そのような形でサポートしてくださっていました。Y姉で思い出すのは、お昼当番のことです。姪浜教会の60周年記念誌には、姪浜教会の名物お昼のレシピというものを載せているのですが、その中に教会秘伝レシピとして「具だくさんのちらし寿司」を載せています。これはY姉さんがよく作ってきてくださっていたお昼ご飯です。その他にも、毎週の礼拝で、献金当番が持って回っている献金袋を作ってくださいました。そんなふうに、ご夫妻ともに、教会を支えてくださっていました。晩年、車の運転ができなくなったことで、教会に来ることができなくなってしまいました。何度か「送迎をいたします」と声をかけたのですが、それを遠慮されていました。ですので、私のほうで、時々にお宅を訪問させていただいていました。私たちが訪問をすると、Yさんたちは喜んでくださり、一緒に祈ると、力強く「アーメン」とおっしゃっていたり、時には涙を流しておられたこともありました。「少し落ち着いたら、ぜひ礼拝に行きたいです」とおっしゃってくださっていたのですが、コロナのこともあり、それが実現できず、本当に残念に思います。

本日の箇所には、次のように記されています。

「そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。『見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり』」

この御言葉は、ヨハネの黙示録の一節です。私たちが招かれている「世の終わりの時」の箇所の一節です。私たちの歩みには、様々なことがあります。しかしながら、そんな私たち一人一人はすでに主に覚えられ、捕らえられています。そんな中、やがて、私たちは「神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり」という世界へと招かれているのです。この召天者記念礼拝において、そのお一人お一人を覚えつつ、先に召された方々の信仰の歩みを心に刻みながら、私たちも主への思いを新たにしていくことができたらと思います。

          鈴木牧人

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