本日のローズンゲンの御言葉です。

「主はあなたの先祖たちの繁栄を喜びとされたように、再びあなたの繁栄を喜びとされる。」申命記30:9

「わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。」ヨハネ15:10-11

日本バプテスト連盟から、4月22日付けで諸教会、伝道所に次のような文書を出されました。

「新型コロナウイルス感染症と向き合い、歩んでいる諸教会、伝道所の皆さまへ

 現在、新型コロナウイルス感染症が広がる中、諸教会・伝道所におかれましては、様々な配慮をもって日々歩まれていることと思います。困難な歩みに、主の先立ち、守りと導きがありますようにとお祈りいたします。

今、多くの教会・伝道所は、通常活動をはじめ主日礼拝でさえ、これまでのように行なうことが困難な状況に置かれています。その中で、それぞれの教会が、様々な対応をしています。感染予防に十分配慮しながら、教会・伝道所での礼拝を続けているところがあります。また、教会に集まることを止め、インターネットでの礼拝を中心に行なっている教会・伝道所もあります。そして、信徒がそれぞれの場所で礼拝を行なっている教会もあります。刻々と状況が変化する中、置かれている状況を踏まえ、それぞれの教会が迷い、悩みながら、また、新たな気づきを与えられながら、最善を願い選び取っておられるのだと思います。この各個教会の選び取りを大切にしつつ、この苦悩のただ中に十字架の主が共にいてくださるようにと祈ります。

この困難に直面する今、私たちは、共に集い、語り合い、祈り合うことを願っていますが、現状はそうすることができません。諸教会・伝道所におきましても、イースター礼拝や喜びを分かち合う牧師就任式など、大切な行事を延期、また、慰めを祈る葬儀の時にも集うことを断念するという深い痛みを伴う判断がなされています。連盟におきましても、残念ですが、計画していた様々な集まりが延期や中止を余儀なくされています。しかし、このような時こそ、私たちは信仰共同体としてつながっていること、連盟の連帯協力の大切さを覚え合いたいと願っています。この課題で苦悩しているのが自分たちだけではないということを覚えながら、共に悩み合い、互いを覚え、祈り合える私たちでありたい、そして、バプテスト連盟に連なっていて良かったと思える私たちでありたいのです。

新型コロナウイルス感染症と直面し、今、私たちは事ごとに厳しい選び取りを求められています。その中で、今、私たちは何よりも『いのちを大切にする』ことを第一にと願います。そして、私たちの選び取りが、隣人と自分のいのち、心の平安を守ることにつながり、医療従事者の方々をはじめ、多大な労苦を担っておられる方々の重荷を少しでも和らげ、感染拡大の予防につながることを心から願うのです。

今この時、社会的な距離をとることの必要を理解しつつ、それと共に、私たちは、聖書を通して『いのち』というものが単独で存在し得るものではないことを確認します。聖書は、人は神と人との関わりの中で生きる存在であり、独りでは生きられないものであることを語っています(創世記2:7、18)。新型コロナウイルス感染症の猛威の中で、分断されているこの世界の中、いのちの大切さと、『いのち』は関わりの中で生かされているのだということを覚えていたいと思います。そして、この時こそ、神と人との関わりの中で生かされていきたいと思います。何より、このような状況の中にあっても、インマヌエルの主は私たちと共にいてくださることを心に深く刻みます。主が共におられますから、私たちは改めて神と人との関わりを問われつつも、『集い』『出会う』ことを超えて、神と隣人としっかりとつながって歩んでまいりましょう。

今を忍耐の時と感じておられる方も多いでしょう。聖書は、『苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む』(ローマ5:3-4)と示しています。私たちは、み言葉に立ち、ただ耐え忍ぶだけでなく、直面する大きな問いに誠実に向き合いつつ、この時を希望につながる時として受け止めていきたいのです。希望を持って再び共に集う日を待ち望みつつ、その『時』の到来を信じて歩んでまいりましょう。そしてその『時』には、改めて、バプテストの群れとしてつながっていることを喜び合い、それぞれが選び取り、歩んだ経験を通して与えられた『気づき』『出会い』、学んだことを共に分かち合うことができたらと願っています。

新型コロナウイルスの感染拡大という問題を通して、私たちを取り囲む社会や環境は大きく変わるかも知れません。しかし、どのような状況にあっても、主のみ言葉の真実は変わることがないと私たちは信じます。そして、そのみ言葉に聴きつつ、今この時、一歩一歩を大切に、大切に踏みしめながら歩んでまいりましょう。」

この文章にありますように、新型コロナウィルスの影響で、全国の諸教会、伝道所が困難な中に置かれています。そんな中、通常の教会活動ができず、イースター礼拝や喜びを分かち合う牧師就任式など、大切な行事を延期、また、慰めを祈る葬儀の時にも集うことを断念するという深い痛みを伴う判断がなされています。私たちの教会でも、イースター礼拝のバプテスマに皆で集うことができませんでしたが、本当に皆さん、この状況の中で、迷い、悩みながら、様々な選び取りをされているのだと思います。ぜひそれら全国の諸教会、伝道所の上に主の祝福と守りがありますよう、祈ります。本日の箇所には、次のように記されています。

「わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。」

本日の箇所は、イエス様が弟子たちに「わたしの愛に留まりなさい」と呼びかけた箇所です。この御言葉は、今、私たちにも呼びかけられているのだと思います。ぜひ、今この時、それぞれが置かれた場所において、キリストの愛に留まっていくことができますように。明日の礼拝も、インターネットによる動画配信になりますが、その礼拝が皆さんの祈りによって献げられますように祈ります。(鈴木牧人)

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