本日のローズンゲンの御言葉です。
「人々が、代々に御業をほめたたえ/力強い御業を告げ知らせますように。」詩篇145:4
「多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。」2コリント4:15
現在、再び、九州各地を豪雨が襲っています。熊本南部の地方には甚大な被害が出ています。昨日、A牧師からの連絡で、知り合いが住んでいる人吉市の町内会長が支援物資の受け入れを申し出ているので、協力してくれないかとの申し出がありました。支援物資のリストを見たところ、食料品やビニール袋、軍手などの緊急支援の物資であったので、隣りのドラッグストアでリストの品を一通りそろえて、申し出の宛先に送らせていただきました。ドラッグストアで買い物かご一杯の品をレジに持っていったところ、レジの方から「支援物資ですか?」と聞かれました。「そうです」と答えたところ、「大切な働きですね」とおっしゃってくださいました。その後、買ったものを段ボールに詰めて、帰ろうと思ったところ、私がうっかりかごの中に、買ったはずの「ゆかり」のふりかけを忘れてしまいました。すると、そのレジの方が私を追いかけて、店の外までわざわざ出てきてくださって、私に届けにくれたのです。支援物資として届けるはずのものを忘れてはいけないという思いだったのかも知れません。私に「ゆかり」を届けてくださった後、「良かった」とおっしゃっていました。本当にありがたいなと思いました。その後、段ボールを佐川急便に届けに行きました。何でも、今、人吉に物を届けることができるのは佐川だけだということを聞いたので、持っていったのですが、いざ佐川に届けた時にも受付の方が「人吉ですか?」と確認され、人吉にちゃんと届くかどうか、上司に問い合わせるような状況でした。何とか受け取ってもらえましたが、「翌日には届かないですね」と言われてしまいました。改めて「今、人吉に物を送るのは本当に大変なんだな」と思いました。一日も早い到着を祈らされます。本日の御言葉には、次のように記されています。
「多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。」
私は様々な自然災害が起こる度に、東日本大震災の時のことを思い起こします。あの時、一番最初に私たちのところに物を送ってくださったのは、N教会のO先生でした。黒糖を送ってくださいました。またSさんがルワンダから寄せ書きのカードを送ってくださいました。その他、たくさんの方々が様々なものを送ってくださいましたが、その時のことが今も心に残っています。支援にも本当に助けられましたが、何より、皆さまからの心遣いに本当に励まされました。今回の豪雨被害でも、被災地は今、本当に大変な状況なのだと思います。そんな中、私たちの祈りが少しでも届けばと願っています。そして、本日の箇所にあるように主の恵みの御業が起こされますようにと祈らされます。