本日のローズンゲンの御言葉です。

「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」詩篇16:2

「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」ヨハネ17:3

昨日礼拝後、長崎の大村古賀島教会に出かけてきました。大村古賀島教会の川久保拓也牧師の牧師就任式に出席するためです。礼拝後、すぐに教会を出発し、大村に向かったのですが、教会には一番乗りで到着することができました。お陰で、教会員の皆様の準備の様子なども見ることができました。本当に教会員一人一人がこの就任式のために心を込めて準備をされている姿が印象的でした。今回、就任式の記念品として、聖書などを入れて持ち運ぶにはちょうどよい大きさの帆布のバッグをいただきました。素敵なプリントが施されているバッグでしたが、そのバッグには手作りのキーホルダーがついていました。聞くところによると、このキーホルダーは教会員の皆さんが祈祷会後などに毎週残って、一つ一つ手作りで作ったとのことでした。また集会前、教会堂の玄関口で一人の男の子が椅子に座っていました。手にはアルコールスプレーを持っていて、来場する人たちの手にスプレーをしてくれていました。私が「今日は、アルコールスプレーをする係なのかな?」と聞くと、その子が「はい、そうです」と答えてくれました。私が「すごいね」と言うと、「いやぁ、楽な働きですよ」と言ってきたので、「いや、だけど、大事な働きだよ」と私は言いました。その子とそんなやり取りをしながら、きっとこの子は普段からこんなふうに教会の働きを担ってくれているんだろうなと思いました。そんなふうに、教会員の一人一人がそれぞれ自分たちのできることで働き、備えておられる…。その姿に本当に素敵だなと思いました。本当に、今回の就任感謝礼拝を準備するのは大変だったと思います。このコロナの状況の中で、どのように集会を行なっていくのか、そもそも集会を行なっていいんだろうかと迷うこともたくさんあったのだと思います。ただ、そのような迷いの中でも、本当によく準備をされていました。就任感謝礼拝のプログラムの内容などを見ても、そのことがよく分かる内容でした。実際に、当日まで集会ができるかどうかわからない…。そういう不安や迷いの中で過ごしておられたのではないかと思いますが、こうして、全てが守られて、素晴らしい式をすることができた…。本当に主の守りと支えがあったからなのだと思います。そんな祝福と恵みをひしひしと感じる式でした。本日の箇所には、次のように記されています。

「あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。」

ここには「私たちの幸いは、主から与えられるんだ」ということが記されています。この御言葉を読みながら、昨日の牧師就任感謝礼拝を思いました。就任式の最後に川久保牧師が挨拶をされていました。その挨拶の中で「本当に今回の式の準備は色々と大変だったんです」と胸のうちを告白しておられました。「でも、こうして全てが守られ、今日は神様の恵みをひしひしと感じています」と話してくれました。お話を聞きながら、改めて、この就任式までの全ての歩みを神様が守り、支え、導いてくださってきたんだなということを思いました。私たちの歩みも同様に取り扱われているのだと思います。日々の歩みの中では時に色々なことがありますが、その一つ一つが主の守りと支えの中で導かれているのだなと思うのです。そのように色々なことを考えさせられ、教えられ、励まされる就任感謝礼拝でした。引き続き、川久保先生のため、夏歩さんのため、そして、大村古賀島教会の皆さんのため、お祈りしていきたいと思います。

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