本日のローズンゲンの御言葉です。

「善を行うことを学び/裁きをどこまでも実行して/搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り/やもめの訴えを弁護せよ。」イザヤ1:17

「その中の一人のアガボという者が立って、大飢饉が世界中に起こると“霊”によって予告したが、果たしてそれはクラウディウス帝の時に起こった。そこで、弟子たちはそれぞれの力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに援助の品を送ることに決めた。」使徒11:28-29

昨日は、イースター礼拝が行なわれました。昨日の礼拝では、Dさんが韓国から来てくださり、Hさん、Sさんと一緒に特別讃美をしてくださいました。M牧師のお知り合いのミャンマー人の方々が三名参加してくださいました。礼拝後、持ち寄りの愛さん会が行われました。愛さん会というのは、教会で最も歴史のある交わりの一つです。コリントの信徒への手紙には、アガペーと呼ばれる食事会が行なわれていたことが記されています。そのアガペー(ギリシア語で愛を表す言葉)の食事会が、愛さん会のルーツです。そのように教会では、それぞれ思い思いのものを携えて、共に食卓を囲む交わりを大切にしてきました。しかし、私たちの教会では、これまで4年間、愛さん会を実施することができませんでした。コロナで飲食を制限していたからです。4年前の3月から、食事を制限していましたが、決定的にコロナで集まれなくなったのが、4年前のイースターからでした。そんな中、教会での飲食自体は少しずつ始めていましたが、みんなで持ち寄っての愛さん会は本当に久ぶりでした。正直、どんな愛さん会になるのか、想像できませんでしたが、皆さん、テーブルに溢れるばかりの食事を提供してくださり、お腹がいっぱいになることができました。残った食事はそのまま、夕方のミャンマーディナーナイトで用いることになりました。ミャンマーディナーナイトも、40名弱の参加があったのですが、みんなでその食事を味わうことができました。参加した皆さんは「今日のディナーナイトは豪華ですね」と驚いていました。その様子を見ながら、聖書に記されている「5つのパンと2匹の魚の奇蹟」を思い出しました。聖書には、男性だけで5000人はいた会衆が5つのパンと2匹の魚で満腹したということが記されています。しかも、その食事の後、余ったものを集めるところ、12の籠にいっぱいになっていました。皆さんが持ち寄った食事で教会のみんなが満腹し、さらに残った食事で、ディナーナイトの人たちも満腹したという様子に、5つのパンと2匹の魚を思い起こしました。改めて、この交わりの真ん中にイエス様が生きて働いておられるんだなと思いました。

本日の箇所には、次のように記されています。

「善を行うことを学び/裁きをどこまでも実行して/搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り/やもめの訴えを弁護せよ。」

本日の御言葉を読みながら、昨日のミャンマーディナーナイトを思い起こしました。ミャンマーディナーナイトに参加するたびに、ミャンマーの現状を知らされ、心痛めたり、心配にさせられたりします。しかし、その中で与えられた出会いや交わりは、私たちにとってかけがえのないものであり、感謝な時です。本日の御言葉を読みながら、改めて、ミャンマーの地に「神の義」がなされますようにと祈らされました。また、そのために私たちができることをしていけたらと思います。 

 鈴木牧人

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