本日のローズンゲンの御言葉です。
あなたの御計らいは/わたしにとっていかに貴いことか。神よ、いかにそれは数多いことか。詩篇139:17
心に責められることがあろうとも。神は、わたしたちの心よりも大きく、すべてをご存じだからです。1ヨハネ3:20
本日の箇所には、次のように記されています。
「心に責められることがあろうとも。神は、わたしたちの心よりも大きく、すべてをご存じだからです。」
この御言葉の前には、次のような言葉が記されています。
「子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。これによって、わたしたちは自分が真理に属していることを知り、神の御前で安心できます」(1ヨハネ3:18-19)
この御言葉を読む時、「心に責められることがあろうとも」という言葉が、より印象深く私たちの心に迫ってくるのではないでしょうか。
私たちは言葉や口先だけでなく、実際に具体的な形で愛し合おうとしたり、教会の業に仕えようとする時、色々な経験をさせられたりするのだと思います。
上手くいかないこともあれば、失敗をすることもあるかも知れませんし、人間関係の中で色々な思いを通らされることがあるかも知れません。どうしても人を見てしまって、呟いたり、裁いたりするかも知れないと思います。その結果、後から反省したり、自分が嫌になったり…。
「いっそのこと、何もせず、関わりを持たなければ、こんな思いなんてしなくていいのに」と思ってしまうことがあるかも知れないと思います。
本日の御言葉というのは、そんな私たちに語られているんだなと思うのです。
言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おうとする時、心に責められるようなことを通らされるかも知れない…。自分の愚かさや心の狭さ、愛のなさを見せつけられたり、失敗したりすることもあるかも知れない…。でも、私たちは神様の御前で安心できる…。
なぜなら、神様は私たちの愚かさも弱さも足りなさも全部ご存じで、私たちを召し出してくださっているから…。そのことを信頼して、自分ができる働きをしていけばいいんだ…。
本日の箇所は、そのように呼びかけているのだと思います。
新年度を控え、新たな歩み、新たな働きに心備える時期です。
そんな中、この御言葉に励まされながら、神様が私たちに託された務めに仕えていきたいと思います。 (鈴木牧人)
- 日々の御言葉メールより(2月19日分)
- 礼拝メッセージ(2018年3月4日)