おはようございます。本日のローズンゲンの御言葉です。

虐げる者から遠く離れよ/もはや恐れることはない。破壊する者から遠く離れよ/もはやそれがあなたに近づくことはない。イザ54:14
わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。ヨハ14:27
現在、福岡の地価が高騰し、バブルの頃に迫るほどだそうです。
テレビのニュースを見ていた息子が、こんなことを訪ねてきました。「よくバブル、バブルって言っているけど、実際にバブルの時代も、そんなふうにバブルって呼んでいたの?」それに対して、私はこんなふうに答えました。「確か、あの頃もバブルって言っていたね。」
すると、さらに息子は訪ねてきました。「何で、バブルで弾けることが分かっていたのに、そのまま過ごしていたの?」確かにそうだなと思いながら、こんなふうに答えました。
「あの頃は、学生だったから、よく分からないけれど、何となく雰囲気で思うのは、みんなバブルがいつか弾けるんじゃないかと薄々感じつつ、現実味がなかったんじゃないかな。だから、そのままバブルに浮かれていたんじゃないかと思うよ。」
そんな話をした後、話の流れは原発のことになりました。「原発もそうかも知れないね。原発も事故が起こったら大変だと皆薄々分かっていたのに、どこか現実味がない。だから、みんな見て見ない振りをしてきたんじゃないかな。」そんな話をしていたところ、テレビで電気事業連絡会のCMが流れていました。CMでは有名な俳優さんが自然エネルギーなどとと共に、原子力発電をあげて「電力の安定供給にはベストミックスが必要です。あなたはどう思いますか」と語っていました。
それを見て、思い出したのは、原発事故の前、全く同じように流されていたCMでした。
原発事故の前も、有名な俳優や女優が「原子力が必要だと思います。あなたはどう思いますか」と語っているCMが流れていました。それを見ながら、「ああ、あの時と同じだな」と思いました。そして、「また、これから、あの原発事故が無かったかのように元に戻ってしまうのだろうか」と思いました。
本日の箇所には、次のように記されています。
「虐げる者から遠く離れよ/もはや恐れることはない。破壊する者から遠く離れよ/もはやそれがあなたに近づくことはない。」
かつてバブルが弾けた時、散々苦々しい思いをしてきたはずなのに…。原発事故の痛みを散々してきたはずなのに…。さらに言うなら、戦争の悲しみを散々してきたはずなのに…。
私たちはそれらの経験をどのように記憶しているのでしょうか。それらのことをもう繰り返さないと本当に言えるでしょうか。現状を見る時、そう言い切れるだろうかと思ったりします。
そんなことを思いながら、本日の箇所の「虐げる者から遠く離れよ」「破壊する者から遠く離れよ」との御言葉が心に迫ってきました。
この時代、私たちは様々な大切な岐路に立たされているのだと思います。そんな中、「あなたはどう思いますか」という言葉は、確かに問われていることなのではないかと思うのです。  (鈴木牧人)

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