本日のローズンゲンの御言葉です。

「白髪の人の前では起立し、長老を尊び、あなたの神を畏れなさい。」レビ19:32

「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、」フィリピ2:3

本日未明、0:52に私たちの教会員であるTさんが天に召されました。先ほど、ご自宅に伺い、臨終の祈りを献げてきました。本日、夜にTさんのご自宅でご遺族のみで前夜式が執り行われます。また、5月2日午後1時から姪浜教会にて、告別式が執り行われます。葬儀のために、ご遺族の慰めのためにお祈りください。昨日、Tさんの娘さんから、「母が弱っていて、そろそろかもしれません」との連絡を受けました。そこで、祈祷会の後、残っておられた教会の方々と一緒に、Tさんに会いに出かけました。道中、「Tさんは中々教会に来ることができなかったから、この機会に耳元で讃美の歌を歌えたらいいね」という話になりました。そんな中、その日の祈祷会で歌った新生讃美歌548番の『力強き主よ 導きたまえ』を讃美することになりました。次のような讃美です。

『力強き主よ 導きたまえ』

1.力強き主よ導きたまえ/荒れ野を旅する弱きわれをば/マナにてマナにて養いたまえ/養いたまえ

2.泉を開きて渇きを癒し/雲の柱にて導きたまえ/力の力のわが楯なる主/わが楯なる主

3.ヨルダンわたらせ約束の地に/恐れを取り去り導きたまえ/賛美を賛美をみ前に捧げん/み前に捧げん

讃美を歌いながら、讃美の言葉一つ一つが心に迫ってきました。まさに今のTさんに語りかけられている讃美ではないかと思いました。血圧が60以下に下がり、呼吸することでさえ、苦しそうなTさんを見ながら、神様がイスラエルの民を導いてくださったように、Tさんを導き、養い、支え、癒し、導いてくださいますようにと祈らされました。昨日、Tさんとそのような交わりを持つことができたことに心から感謝します。本日の箇所には、次のように記されています。

「白髪の人の前では起立し、長老を尊び、あなたの神を畏れなさい。」

本日の箇所を読みながら「白髪の人」という言葉が心に留まりました。そんな中、改めて、Tさんのことを思いました。召された後、娘さんが体をキレイにされ、化粧もされていました。何より白髪が本当にきれいで、印象的でした。本日から明日に向けての葬儀の時が神様を畏れつつ、全て御手の取り扱いの中でなされていきますようにと祈らされます。(鈴木牧人)

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