本日のローズンゲンの御言葉です。

「打ち砕かれた心の人々を癒し/その傷を包んでくださる。」詩編147:3

「週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。」マルコ16:2,4

バンドエイドは誰でも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。厳密には、バンドエイドはジョンソン・エンド・ジョンソンの登録商品なので、別の会社のものを使っていたという方もおられるかも知れません。バンドエイドが生まれた由来をご存知でしょうか、今から100年前、1920年にバンドエイドは生まれました。当時、ジョンソン・エンド・ジョンソンの購買部でバイヤーをしていたアーネスト・E・ディクソンという社員が考え出したそうです。アーネストの妻のジョセフィーヌはたいへんそそっかしい人でした。料理をする度に怪我ばかりしていたそうです。ディクソンは、ジョセフィーヌが怪我をする度に傷の手当てをしていたそうですが、傷が絶えませんでした。そこでディクソンはジョセフィーヌがひとりでも手当てができるようにするため、バンドエイドを考えつきました。医療用テープの中央にガーゼを付け、片手ですぐに手当てができるようにしたのです。ネーミングは包帯を意味する「バンド」と援助や補助器具を意味する「エイド」をかけ合わせた造語です。相手を思いやる優しさが、このバンドエイドを生み出したのでした。

本日の御言葉には、次のように記されています。

「打ち砕かれた心の人々を癒し/その傷を包んでくださる。」

本日の御言葉を読みながら、バンドエイドのことを思い出しました。バンドエイドは傷自体を治すものではないかも知れません。傷自体は時間をかけて、その人自身のペースでゆっくり回復していくのだと思います。しかしながら、バンドエイドは、その人がきちんとその傷を回復できるよう、これ以上痛めることのないように、その傷を優しく覆い、守ってくれるのです。本日の御言葉を読みながら、神様のそのような取り扱いを思いました。私たちの痛み、傷にも、神様は、そのように触れ、私たちを回復へと導いてくれるのだと思うのです。

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