本日のローズンゲンの御言葉です。

「この神のしるしは、いかに偉大であり/不思議な御業は、いかに力あることか。その御国は永遠の御国であり、支配は代々に及ぶ。」ダニエル3:33

「このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。」ヘブライ12:28

昨日、ミャンマーディナーナイトが行なわれました。今週の木曜日にどんたくがあり、そこでミャンマーのパレードが行われるということで、福岡を始め、大分、熊本に住んでおられるミャンマー人の方が来られ、当日練習をしておられました。当初、2−5時までの練習ということでしたが、練習に熱が入り、6時まで練習をされていました。お話では、熊本の方は遠方なので、練習が終わったら帰るということを聞いていたのですが、お互いに呼びかけあってくださり、練習に来られたほとんどの人がそのまま、ディナーナイトに残ってくださいました。おかげで、50名以上の方と、ディナーナイトを行なうことができました。みんなで、きりたんぽ鍋と、たこ焼きと、串揚げと、高菜チャーハン、杏仁豆腐を作り、縁日みたいな雰囲気になりました。食事を相当準備していたのですが、すっかりなくなり、本当にありがたかったです。本日の箇所には、次のように記されています。

「このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。」

昨日のディナーナイトには、3年前、日本に来て以来、ミャンマーに帰れず、今もいつ帰れるか分からないと悩んでおられる青年の方がおられました。その他、色々なお話を聞きましたが、その度、心痛め、祈らされました。そんな中、本日の箇所が心に迫ります。私たちの現実には、心痛めること、揺さぶられることがありますが、揺り動かれることのない御国を受けていることを覚え、感謝をもって、主を見上げていきたいと思うのです。

今回のディナーナイトを迎えるにあたり、ピッタインダウンを作りました。ピッタインダウンは、ミャンマー語で「ピッ」が「投げる」、「タイン」が「いつも」、「ダウン」が「起き上がる」という意味があり、日本の起き上がりこぼしのようなものです。ミャンマーのデモの際、このピッタインダウンを路上に置き、そのことで軍事クーデターに反対の意を表すなどをされていました。以前、M先生に福島の起き上がりこぼしをプレゼントしたところ、大変喜んでくださり、ミャンマーのピッタインダウンのことを話してくれました。そんなことがありましたので、今回、手作りでピッタインダウンを作ってみました。急いで作ったので、だいぶ不格好なものになってしまい、そもそもこれをピッタインダウンと認識してくれるか、不安だったのですが、二階の入り口にそのピッタインダウンを置いたところ、M先生はすぐに分かってくれたようで「グレイト」と言って喜んでくださいました。これから、ミャンマーディナーナイトの際には、このピッタインダウンを飾ってみたいと思います。どれだけ揺さぶられ、倒されそうになっても、「投げてもいつも起き上がる」ピッタインダウンのように、揺り動かれることのない御国を受けていることに励まされながら、しっかりと立つべきところに立つことができたらと祈らされます。

鈴木牧人

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