本日のローズンゲンの御言葉です。
「主に喜ばれる道を歩む人を/主は敵と和解させてくださる。」箴言16:7
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」マタイ5:44-45
本日、幼小クラスの一日キャンプを行なっています。子どもたちから「海に行きたい」との要望が出たので、海に来ることになったのですが、天候は曇りで時々小雨が降っています。加えて、台風の影響でしょうか、風が強く、波も荒い状態です。あちこちの浜辺を探しながら、ようやく小戸公園に波の穏やかな場所を見つけたので、そこで砂遊びをすることになりました。せっかく浮き輪を持ってきたのに、浮き輪も使えず、残念ですが、子どもたちはそれでも楽しそうに遊んでいます。そんなふうに制限された状況で、楽しみや遊びを見つける姿に、子どもたちのたくましさや知恵を感じます。
本日の御言葉には、次のように記されています。
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」
本日は終戦記念日です。78年前の今日の出来事を思いながら,本日の御言葉がより一層心に迫ってきました。目の前の子どもたちの姿を見る時、なおさらそのことが心に迫ってきます。こんなふうに、子どもたちが楽しく笑って過ごせるために、何より平和な世界がなくてはならないのだと思います。そのことを思いながら、平和について祈らされました。そして、そのような平和の実現のためには、たくましさや知恵が必要なのだとも思います。色々なことがうまくいかず、心騒いでしまうような状況でも、腐らずに、楽しみや喜びを見つけて子どもたちのように、目の前の状況にそれでもたくましさや知恵でもって向き合いながら、平和の実現を求めていきたいと思います。それが本日の御言葉でイエス様が語られた「しかし」ということ、そして、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」ということなのではないでしょうか。
鈴木牧人