本日のローズンゲンの御言葉です

「わたしに言われた/あなたはわたしの僕、イスラエル/あなたによってわたしの輝きは現れる、と。」イザ49:4

「神がイエス・キリストによって——この方こそ、すべての人の主です——平和を告げ知らせて、イスラエルの子らに送ってくださった御言葉を、」ヤコ5:7

昨日、O姉の葬儀告別式が執り行われました。皆さんの祈りに支えられ、一つ一つ守られて過ごすことができました。昨日の告別式でこんな出来事がありました。告別式を始めようとしたところ、献花台のところにサザエのおはぎが置いてありました。突然、このようなおはぎが置いてあり、驚いたのですが、よくよく聞いてさらに驚きました。今回、葬儀を受け持ってくださった葬儀社さんが持って来てくださったのです。前日の前夜式で、私はおはぎにまつわるO姉のエピソードをお話しました。現在、私たちの教会では、召天者記念礼拝の時の墓前礼拝で、おはぎを食べるようにしています。それはO姉との思い出があったからです。教会墓地が建つ前、二見ヶ浦公園聖地に見学にやって来ました。その時、見学に来たみんなでおはぎを食べたのです。二見ヶ浦公園聖地は海に面した場所にある霊園で、とても景色がよく、みんなで楽しくおはぎを食べました。そんな中、O姉は嬉しそうに「いつか皆でこうして、墓前礼拝をしながらおはぎを食べられる時が来たら嬉しいね」とおっしゃっていました。その時はまだ二見ヶ浦に墓地を建てるかということも全く決まってない状態だったのですが、みんなで「本当にそうですね」と話し合いました。その数週間後にO姉は脳出血で倒れられました。それから5年が経って、二見ヶ浦に教会墓地が建ったのですが、私の中ではその時のことが忘れられなかったので、墓前礼拝でおはぎを食べるようになりました。そんなエピソードをお話したところ、葬儀社さんがわざわざ、おはぎを買ってきてくださったのです。思いがけない心遣いに驚きながら、本当に感謝な思いでいっぱいになりました。そんなふうに皆さんの様々な心遣いが一杯に詰まった葬儀を行なうことができました。

本日の箇所には、次のように記されています。

「神がイエス・キリストによって——この方こそ、すべての人の主です——平和を告げ知らせて、イスラエルの子らに送ってくださった御言葉を、」

この御言葉を読みながら「この方こそ、すべての人の主です」という言葉が心に留まりました。O姉の葬儀が始まる前、娘さんが「母を教会に連れて来られて良かった」とおっしゃってくださいました。そのように、O姉が神様大好きで、教会大好きなことを、O姉の家族はみんな理解していました。そんな様子を見ながら、まさに、イエス・キリストは、O姉を「O姉の主」ととして生涯を導き、取り扱ってくださったんだなと思います。O姉を見送ることは寂しいですし、悲しいですが、今、O姉はイエス様の御許で安らいでいることを信じつつ、慰められていきたいと思います。     

     鈴木牧人

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