本日のローズンゲンの御言葉です。

「そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」ヨナ3:9

「だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。」マコ11:24

本日の箇所には、次のように記されています。

「だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。」

ここでイエス様は、弟子たちに対し、神様を信じる者に与えられる祝福がどれほど計り知れないものであるかということをお話になりました。信じる者に与えられる恵みと祝福として、確信をもって祈るなら、祈り与えられたものはすでに得られるんだとおっしゃったのです。しかし、加えて注目したいことがあります。イエス様は、この御言葉に続けて、次のようにもおっしゃいました。

「また、立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。」(11:25)

 ここでイエス様は「祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい」というメッセージに続けて、「祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい」ということをお話になったのです。ここには、確信をもって祈るなら、祈り与えられたものはすでに得られるという恵み、祝福に生かされている者として、「赦す者になりなさい」ということが呼びかけられているのではないでしょうか。信じる恵みに生かされた者として、赦す者へ、そのようにして、平和を作り出す者へ・・・。それがイエス様の福音への招きでした。

何というのでしょう。私たちは信じることができなくなってしまう時、どんどん心が色々なことを受け入れられなくなったり、赦すことができなくなってしまうことがあるのではないでしょうか。そんな中、何より、神様を信じ、具体的に神様に出会い、信じることの確かさと恵みに生かされていきたいと思います。そのような恵みに生かされる中で、平和を作り出す者とされていけたらと願います。

鈴木牧人

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